日本企業経営学会の沿革

日本企業経営学会の沿革

 本学会は、1996年12月23日に広島YMCAで創立総会を開催した。発起人は西田安慶(現 東海学園大学名誉教授、経営関連学会協議会筆頭副理事長)、片上 洋(現 新潟経営大学経営情報学部教授)、濱沖典之(現 中央学院大学商学部教授)などが中心となり、広島並木通商店街の商店主、広島県熊野筆産地・川尻筆産地の筆(書道筆、画筆など)の製造卸売業者、広島県坂町商工会の中小企業診断士などに呼びかけて発足した。

 設立趣意は、「日本企業経営学会設立趣意書」の通りであるが、① 変化の激しい経済社会においていかに創造的な経営を行うか、② 企業をいかに運営すべきか、という点を中心に実践的な研究を行うことを目的に行動を開始した。

 研究部会は毎年度、8月、12月、3月に年3回開催してきた。開催地は広島市、名古屋市、神戸市、大阪市、滋賀県大津市・彦根市、岐阜市であった。現在は、毎年5月に新潟・12月に広島・3月に大阪で開催している。

 2003年からは夏に全国大会を開催することとし、研究部会は年2回とした。第1回全国大会は2003年8月16日(土)~17日(日)の2日間にわたり名古屋国際センターで開催した。以後、毎年夏に名古屋で全国大会を開催している。会員数は年々増加し今日に至っている。

 2008年度からは国際学術研究大会を開催することとした。第1回国際学術研究大会は2008年12月27日(土)に正修科技大学(台湾・高雄)で開催した。統一テーマは「世界同時不況下におけるアジアの企業経営」であった。

 以降、毎年、日本と韓国で開催している。